今年に入ってから株式市場が低迷し他人事ではなく
私の口座の評価額がどんどん下がっている現状です
それでも幸い十年近く投資をしていて元本よりそれなりに増えていたため
ここ三カ月ほどの下落で含み益が減ってはいるものの流石に原価割れは起こしていません
ですが新NISAの口座だけを見ると大きく印象が異なり
昨年株高で20%越えの評価益があったのですが
あっという間に評価益3%ほどに目減りしています
ここまで極端な変化が起きたのは私が年始一括で投資をしていたため
元々評価利益率が下がった所に下落の影響をもろに食らったからであり
流石に新NISAから投資を始めた人が同じ状況になる可能性は低いです
ですが去年は逆に年始一括にしていたおかげで高騰の波にうまく乗って大きく儲かっているため
差し引きすると積み立てよりはまだ損失が少ない気はしています
去年新NISAから投資を始めた人の多くは年始一括などをやっていないであろうことを考えると
既に評価額が投資元本を下回り、含み損になっている人も少なくないはずです
投資慣れして脳をインデックス投資に染められている人なら買い時が来たと喜ぶかもしれませんが
投資を始めたばかりの人にとっては後悔や不安が頭をよぎったりして中々しんどい局面でしょう
過去のデータからすると結局は右肩上がりになると言われても
現実に今自分のお金が減っているのを見ると本当にそれが正しいか分からなくなってしまいます
こういう時は口座を見ずに気絶しろと勧める方もいますが
個人的にはこれをいい機会だと考えて
しっかり資産の下落を見ながら投資の知識を蓄えることをお勧めします
というのも今回三カ月弱で既にオルカンが10%ほど下がっており間違いなく下落していますが
これでもまだ暴落というにはかわいいものだというのが正直なところです
一年間このまま落ち続ければ確かに大きな暴落ですが
現状だけで言えば数年に一度ある下落相場というだけでしかありません
にもかかわらず不安になる理由は経験か知識のどちらかが足りていないか
単純にリスクを取り過ぎているせいでしょう
経験はすぐには蓄積できませんがここで気絶投資をしていては経験を貯めることが出来ず
下落が来るたびに不安になってしまいます
安易に楽な気絶投資に逃げるより正しい知識を得た方が
根本的に不安が払拭され安心して今後も投資を続けることができるでしょう
人間どうしてもうまく行っている時は細かい疑問が気にならなくなりますが
下落して不安になった今こそ、湧いてきた投資への疑問をトコトン調べて解消することで
より強固な理論武装をしてどっしりと構えた投資が出来るようになります
結局人から何を言われても納得できていなければ不安の解消は出来ないので
今回の下落で心配になっている人は自分の不安や疑問を解消するために
積極的に情報を取りに行くことをお勧めします
そういった際には正直こういう個人ブログなんかよりも
多くの人が目を通し認められてきた実績のある投資本がお勧めです
投資初心者であればまずは『ほったらかし投資術』などの入門書を
既に多少投資知識がある方は少し分厚い書籍ですが
『敗者のゲーム』『ウォール街のランダムウォーカー』『JUST KEEP BUYING』
などがお勧めです
解説動画などでは省略されている細かい検証過程などがきちんと紹介されているため
実際読むのと解説を聞くだけでは納得感や理解度が全く違います
上にあげた本以外にも名著と呼ばれる本にはそれだけの価値があるので
今のように株価が下がった時こそ自分の判断のチェックを兼ねてぜひ勉強してみてください
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