非効率すぎる招待状マナーへの不満

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結婚式に招待されるたびに思っているんですが
誰も喜ばないような謎のマナーがあって嫌になります

招待状の返信を書く際、御出席の「御」などには二重線を引いて消したり
逆に宛名の「○○行」の「行」を消して「様」に書き換える作業をしていると
まるでただ穴を掘って埋めさせられる拷問を受けているような虚無感に襲われてしまいます

結婚式以外でも仕事の返信用封筒でも同じような問題はありますし
用意する側が自分の名前に様を付ける訳にもいかない事情はもちろん理解できます

しかし本来相手の手間を省くために同封している返信用はがきなどに
相手が手間をかけないといけない部分が含まれているのはどうしても納得できません

名前の事を御芳名と書いてもらった方が嬉しい人や
単に名前と書かれていたら怒りだす人ってそこそこ存在するんでしょうか?

少なくとも私は修正する場所がない or 既に修正済みの返信用はがきが同封されていたら
めちゃくちゃこちらの事を考えてくれてると感じて好印象すら湧いてきます

流石にそこまでするのは極論だとしてもマナーの基本が相手の事を思いやる気持ちなのであれば
返信する側に負担を強いる返信用はがきが当たり前になっている現状は
本末転倒というかおかしな矛盾を感じてしまいます

もちろん全てのマナーをなくすべきとまでは思っていません

最低限相手を不快にさせない行動の指針という意味ではマナーには大きな価値があります

ですが相手を不快にさせないようにマナーを順守するならともかく
マナー違反にならないために相手へ手間をかけさせるというのはある種一番失礼な行為かもしれません

とはいえめでたい時にこんなめんどくさくて野暮なことを言うわけにもいかないので
招待状を貰う度もやもやとした考えを片隅に置きながら二重線を引いています

最近は英語で『name』『address』などと書いてあって修正しなくていい場合もあるので
そういった修正不要な表現が今後増えてくれば個人的には嬉しい限りです

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