下の二つのインデックスファンドあなたは知っていますか?
ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド
先日今年分の新NISA枠埋めるために特定口座の一部を売却したのですが
売却する際これらの商品を見てめちゃくちゃ感慨深い気持ちになりました
初めて見た商品だという方も多いと思いますが
投資を始めたばかりの頃の私はこの二つのインデックス投信にお世話になりました
「ニッセイ外国株式」の方は外国といっても全世界ではなく
日本を除く主要先進国のみを対象としていたため
途中から更に新興国を対象とした投資信託も始めました
ここ数年で投資を始めた方からするとこんな疑問があるかもしれません
「なんで素直にオルカン買わなかったの?」
もちろんオルカンであれば三種類も買わなくても一本で分散出来ます
さらに信託報酬もオルカンが0.05775%なのに対して
ニッセイ外国株 0.09889%
ニッセイTOPIX 0.143%
SBI・新興国株式0.176%とどれも全く勝てていません
にもかかわらず私がこれらの商品を買っていた理由は単純で
当時オルカンが存在しなかったから
でも別に私の投資歴は十年未満とそこまで長いわけではありません
今となっては二強として半ば定番になっているオルカンとS&P500ですが
それら二つの投信が始まったのはどちらも2018年と意外なほどに歴史が浅い商品です
そのため少なくとも私の知る限り、それ以前に全世界に投資をしようと思うと
上記のようなインデックスファンドをいくつか組み合わせる必要がありました
当然組み合わせる際にそれぞれの比率は自分で考えなければいけませんし
成長率もバラバラなので時間経過でバランスはどんどんズレていきます
私は旧NISAで買っていたため五年間リバランスすることも出来ず
今思うと相当不便な商品でした
更に私が投資を始めた頃は
新NISAどころかつみたてNISAすらありませんでした
旧NISA(一般NISA)が始まったばかりで
年間120万円×五年間の最大600万円までの投資枠は
新社会人の私には十分でしたが今の感覚的には全く足りていません
最初から120万円投資出来出来ないとしても
六年目からは前の投資分の繰り越しだけで枠が埋まってしまい
非課税枠での追加投資はほとんど出来ない状況でした
その後つみたてNISAが出来て投資期間20年とかなり優遇された一方で
年間40万円しか入れれないため結局ほとんどの資金を
課税口座に入れる結果となってしまいました
そう考えると年間360万円、最大1800万円で投資期間無制限の新NISAが
いかに異常なお得制度かという事がよく分かります
投資歴十年以下の私ですらこれだけの変化を経験しているので
熟練の方々は今と比べ物にならない不利な環境で投資をしていたのでしょう
投資を始めるとよく「もっと早くから投資すればよかった」みたいに考えて
長く投資をやっている人が羨ましく思えてきます
でもここまで投資家にとって商品面でも税制面でも有利な時代は
いまだかつてなかったのではないでしょうか
実際旧NISAしかなかったころ投資信託を知ってる人は少なかったですが
今では情報も簡単に手に入るため当たり前のようになっています
過去の積み立て投資商品を見て
いい時代に生まれたことにあらためて感謝しました
コメント