新卒で長時間残業の会社に勤めていた頃は常に寝不足で働いていました
そもそも労働時間が長い上に仕事の時間帯も日によって違っていたこともあって
睡眠習慣を整えることがかなり難しかったことを覚えています
その頃は普通の会社に勤めれば生活リズムも整うだろうと思っていましたが
情けない事に転職した後どころかFIREして時間に余裕が出来た今ですら
お世辞にも生活リズムが整っているとは言えません
かなり夜型な人間でつい寝るのが遅くなりがちという事もあるんですが
それ以上に最近は日常にストレスがなさ過ぎるのが原因で
逆にそれが不眠に繋がっていることに最近気が付きました
というのも今は仕事を辞めているため強制力のある予定がほとんどなく
家事や自分で決めた習慣以外何も決まっていない週も少なくありません
そういうぬるま湯の様な生活になじみ過ぎたせいか
翌日に他人との約束や何かやる時間が決まった予定が入っているだけで
前日の夜に何時間も眠れないということが発生するようになりました
この現象が発生するのが気の乗らない集まりや大切な用事だけであれば
まだよくある話なので理解することができます
しかしこの件の不思議なところは予定の内容に関係なく発生するようになった点です
参加したくない気の重い予定はもちろんですが
月に数回遊んでいる付き合いの長い友人との予定や楽しみにしていた旅行など
よくあるイベントや乗り気な予定でも眠れなくなってしまいます
はっきりした理由は分からないんですが自分なりに分析したところ
おそらく仕事を辞めてから良くも悪くも日常の起伏がかなり少なくなっているため
どんな予定でも予定があるというだけで負担になっているのだと思われます
多少のストレスは逆に生活に充実感を与えてくれるという話を聞いたことがありますが
ストレスがなさ過ぎる環境では本来気にかけないようなことですらストレスの原因になるようです
予定がある日自体が少ないので一日くらい睡眠不足でも耐えられるとはいえ
せっかく楽しい予定を入れても毎回睡眠不足で楽しめないというのも勿体ない話です
もちろん体を壊すほどストレスのある環境に身を置くのは論外ですが
生活を充実させる程度の負荷は自分の心身のためにも必要なのでしょう
私はまだ会社勤めに戻るつもりはないので
とりあえず勉強や運動の時間を増やすことで不眠の解消につながらないか試してみる予定ですが
結局週五で仕事をするのが一番幸福だったと考えが変わる日はくるんでしょうか
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